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行こっ!

行こっ!

一番苦労したところは背景です。いや、この背景は苦肉の策と言うか。
この背景にする前に、いろんな背景を描いてみたんですが、
どれも人物とマッチしないのね。
そう言う意味での苦労。

さて、ここからは設定の話。
今回は、ちょっとしたお話(小話?)にしてみました。


今日は部活のミーティングで、学校の帰りに駅前に集合。
僕だけちょっと早めに着いちゃって、しばらくまちぼうけ。
そしたら同じ部の憧れのあの娘も早めに着いたらしく、二人でみんなを待つことに。

どきどきしながら平静を装って内容の薄い(僕にとっては濃い)話をしていると、
ロータリーの向こうに、何やら人が集まっているのに気づいた。
彼女も気づいたらしい。

「あ!あっちでなんかやってるよ。ちょっと行ってみようよ!」
彼女が誘う。
「え〜?いいよ。待ってようよ。」
僕は君と、もっとおしゃべりがしたいのだ。
「いいじゃん。行こっ!」
彼女はそう言うと、僕の手を無理やり引っ張って走る。

幸せな春の午後だった。

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